1972年の映画で、私は小学校4年生のときに、父と小学校2年と1年の弟と3人で見に行った。
チャップリンの「街の灯り」と2本立てであった。
「映画に連れて行って」と頼んだのは私だった。
子供が初めて見る映画にしては、「ポセイドンアドベンチャー」は、刺激が強すぎた。
映画を見終わった後、大泣きをした。
衝撃のラストだったから。
人がたくさん死ぬ映画はみるのが怖くなった。
「タイタニック」も見ていない。
50歳過ぎてから、少しずつ
人がたくさん死ぬ映画も、怖がらず見てみよう、と思い、「ハクソー・リッジ」
を、見てみた。
やっぱり大泣きしたけど、素晴らしい映画だった。沖縄戦がどんな戦争だったか理解できたから。
「ポセイドンアドベンチャー」までは、決して見る気にならなかったが、
最近、見てみようという気になった。
避けてきたものほど、避けてはいけないのではないかと思い至った。
近いうち見ようと思う。